【保存版】医学部予備校に通うメリットやデメリット

「医学部合格を目指したい」
「富士学院の評判やかかる費用はどんな感じか知りたい」
「医学部の予備校に通うメリットを知りたい」

医学部を目指す人は多いですが、独学で合格する人はあまりいないのが現状です。
これは学力的な問題と言うよりも、医学部の試験が1から教わるなければ難しいものが多いからです。
例えば小論文などが出される大学は、独自で学ぶ事は難しいと言えるでしょう。
例えば小論文の参考書などを買って自分でテーマに合わせた文章を書いてみても、回答と少し違うことがほとんどです。
大きく違う場合などもありますが、だからといってそれがマイナスになるわけではありません。
一方で、正しい書き方をしていると判断できる場合でも、自分自身で正しいと感じ客観的に間違っていることもありますので、やはり解答例だけを見て正しいかどうか判断するのは安定の実力がある人といえます。
このように考えていくと、少なくとも富士学院などの予備校で学ぶ場合の方が、実力がつく可能性が高いです。

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お金がかかる

では、実際に予備校などに通どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
デメリットから最初に伸びていくと、なんといってもお金がかかることかもしれません。
予備の学校は1年間1,000,000円以上のお金がかかるケースがあるため、それ以外にも模擬試験などを受けることを考えると1,200,000円位かかります。
夏期講習費用もかかり、そうすると結局2,000,000円位かかる可能性もあるわけです。
特に個別指導を求めている場合には、先生1人に対して生徒が1人から2人になりますので、普通の授業の2倍位のお金になる計算です。
もちろんそれだけ学力が高まれば良いですが、結局個別指導に関しては誰でも学力が高まると言うことではなく、基本的に向いている人と向いていない人がいるわけです。

個別指導と集団授業

ちなみに個別指導に向いている人と言うのは、あまりライバルなどがいなくても勉強できる人です。
あるいは、ピンポイントで学習をしたいと言う人には向いているかもしれません。
これに対して、集団授業を受けたいと考える人もいますが、集団授業に関してはやはりライバルがいることによりメリットが大きいと言えるでしょう。
いろいろな人がいる中で、その中で合わせていくわけですので自分が勉強しているつもりになっているだけで、周りから見たらあまり勉強が進んでいないように感じることもあるかもしれません。
このように考えれば、手段授業は非常に魅力的ですが、ただ自分のやりたいことができないといった部分もあります。
自分はこのジャンルだけを教わりたいのに、自分に興味がないところも教わることになりかねません。
もちろんその時間授業に出席しなければ良いわけですが、この分もお金を払うことを考えれば、やはりデメリットはあるといえます。
どちらが良いかは結局その人の学習スタイルによって変わってきますので、自分がどちらに向いているかを入塾する前に判断しておくのが良いかもしれません。

自習する場所がある

それ以外では、自習する場所があるのも魅力的といえます。
たいていの予備校においては、自修室と呼ばれるところが存在します。
これは、授業とはまた別に自分で勉強したい人が予約してそこで勉強できるスペースです。
あまりお金がかかっていないところは、長机などが用意されており、そこで勉強するだけになりますがある程度お金がかかっているところは完全に個別ブースになっており、1人1台パソコンが置かれているケースなどもあるかもしれません。
そうすると、前の授業などをパソコンで聞くこともでき、そこで復讐する機会にもなります。
当然そのような場所に行った以上は、友達と話などはしない方が良いです。
一言ぐらい話をする分には良いですが、あまりおしゃべりをしていると出入り禁止になってしまうため注意が必要になります。
ただ、自室であっても何の目的もなく入ってみても意味がありません。
そこを利用する人は自分の意思で勉強したいそして自分で描く力を高めたいと言う人が入っているのであり、そうでない人が入っても時間を潰すだけになります。
この場合には、自宅で勉強した方が良いケースも少なくありません。

アドバイザーの先生などが常駐していることもある

予備校によっても異なりますが、アドバイザーの先生などが常駐していることもあります。
アドバイザーと呼ばれる人は、そこに通っていたOBや、社会人などになっているケースもあります。
また、大学生が行っていることもあるかもしれません。
その人たちにアドバイスをもらうことができれば、それだけで大きなメリットがあるわけです。
自分と年齢が近い人がなアドバイスをしてくれれば、それだけで大きな力になることを想定できます。
いずれにしても、自分の力だけでは達成することができないのが大学受験です。
あくまで人の力を借りるには、そのようなところに通い、たくさん学ぶことが大事になります。

まとめ

精神的にやられてしまった人もいるかもしれませんが、このような場合に役に立つのが、カウンセラーの先生になります。
最近はカウンセラーの先生が1つの予備校に必ずいるケースもあるため何かわからないことや不安なことがある場合には、相談してみると言うでしょう。

医学部受験と医師の働く環境

●医学部受験の実態とは

大学の医学部受験に関して、ニュースで女子生徒と浪人生を不利に扱った事件が報道されました。某大学では、2017年と2018年の医学部入試で、1次試験と2次試験の合格ラインに達していた受験生165人を不合格にした事実を発表しています。

165人中女子は121人存在したと考えて間違いありません。具体的には、1次試験は記述とマークシートで解答する一般A方式となり、約600人が合格しています。成績順201位以下について、浪人生や女子のみ順位に従い段階的な基準を設け不合格としています。

結果2017年は52人中女子は32人、2018年は65人中女子42人が本来受験できた2次試験に進むことができませんでした。また、面接と小論文で問う2次試験においては、大学入試センター試験利用方式等4方式で、1次試験の順位にかかわらず女子の合格ラインを男子より0・5点高く設定されていたことが判明しています。

結果、2017年には24人、2018年には23人の女子が不合格になったと考えてよいです。2018年には浪人している男子1人も不合格となりました。2次で不合格とされた48人に対しては全員追加合格となり、1次で不合格とされた117人には検定料を返還する処置がとられています。

不適切な入試については、遅くとも2008年から運用されていたことも判明しています。某大学だけではなく、他大学でも浪人生や女子生徒について不適切な入試が行われていたことが報告されました。

●女子学生について不適切な入試が行われた理由

医学部受験に関しては、女子生徒について不適切な入試が行われていたことは周知の事実であり、予備校等では既に生徒に伝えられていた事実があります。(医学部受験について詳しくはこちらへ⇨富士学院

女性が働くことが当たり前の時代となりつつありますが、以前は女性は働くより家庭で家事を行うことが当たり前と認識されていました。女性が社会で活躍することが難しかった社会情勢が反映され、不適切な入試に繋がってしまったのかもしれません。

女性医師は不満を感じているのではないか、と考える方が多いのではないでしょうか。不満を感じている方もおられますが、ある程度理解してる女性医師も存在します。

女性と男性には違いがあり、女性は結婚した後出産を希望される方も多いです。出産を行うにはある程度仕事を休む必要があると考えて間違いありません。仕事を休む場合他の医師が変わりに仕事を行う必要があります。

女性が社会で働くことをよしとしなかった時代では、代わりに仕事を行う体制が整っていませんでした。女性が仕事を持つことを推奨されている現在でも、出産の際女性が安心して休むことができる体制が整っているとは言い難いのではないでしょうか。

女性が結婚し医師の仕事を退職することが当たり前だった時代、働き方を考えると女性が不利な立場で入試を受けなければならないことは、ある程度受け入れざるを得なかったのかもしれません。

●女性医師より男性医師の数を増やす重要性とは

医学部に入学し国家試験を受け合格した後、初期臨床研修が始まりますが、内科や選択必修も含めた主要な科で学ぶことになります。その中で自分の専門を決めることになると考えて間違いありません。

外科を選ぶ女性医師も存在しますが、外科を選ぶ場合知識だけではなく体力も必要になります。女性と男性には違いがあり、体格に関しては圧倒的に男性の方が大きいです。体力に関しても男性のほうが優れているかもしれません。

長時間にわたる外科手術と行う場合、体力は必ず必要となります。体格の良い男性の患者をベッドに移動させる場合もあるかもしれません。また、症状によっては男性患者が我を忘れ暴れてしまう可能性もあり、女性医師ではフォローしきれない可能性もあります。

女性医師のほうが男性医師よりも数が多いと、ベッドに移動させる場合や暴れている男性の患者をフォローできない可能性もあります。現実的なことを考えると、女性医師よりも男性医師を増やすことが必要であることを実感する女性医師も存在すると考えて間違いありません。

テレビで活躍されている某女性医師は、客観的に考えて女性医師より男性医師の数を増やす重要性はある程度は理解できると述べています。女性が働くことが当たり前となった時代、女性医師が活躍する環境をどのように整えていくか考える必要があるのかもしれません。

医療の現場において、スムーズに治療を行うには女性医師と男性医師の数は平等でよいのか、ある程度差をつけるべきなのか、国自体で方針を定める必要があるのではないでしょうか。

女性医師が男性医師よりも多く存在することになるのであれば、体力的な面で女性医師が対処することが難しい場合に備えて、フォロー体制を整えておく必要があります。

また、女性医師が出産を行う際も、どのようにフォローしていくか体制を整える必要があります。不適切な入試は改善する必要がありますが、不適切な入試により現在の医療の現場について考えるよい機会となったのではないでしょうか。新しい医療体制を整える必要があると考えて間違いありません。