ネット上に広まるユニ◯フの怪しい噂はすべてデマ

最終更新日 2024年11月1日 by arketcro

国民から信頼されている日本ユニセフ

日本ユニセフは、国民から信頼されている組織です。

募金したお金は協力協定に基づきユニセフ本部に拠出され、世界中の子どもたちや災害・紛争地域に住む人々のために使われています。

しかしネット上では、日本ユニセフは怪しい組織だとする間違ったデマが広まっています。

間違ったデマが広まってしまうと、募金額が減る原因になりかねません。

募金額が減ると本来なら助けられる人々を支援できなくなり、生命の危機にさらすことにもつながります。

正しい知識を持っていれば、ネット上に広まる怪しいとする噂はデマだと気づけるので、募金したお金の流れは知っておくと良いでしょう。

日本ユニセフが怪しい組織と言われる一番の理由は、人々が募金したお金をすべて拠出していないからです。

ユニセフ本部と結んでいる協力協定では、募金の最大25%までは活動費として使えるように定められています。

つまりユニセフ本部は、集めた募金の4分の1は啓発活動や広報・募金活動に使って良いとしているのです。

しかしネット上に広まる怪しいデマでは、この活動費を日本ユニセフがピンハネしていると噂しています。

こうした噂が広まってしまうのは、日本人のなかに慈善活動は無償でやるべきだという考え方があるからでしょう。

募金を集めて世界中の人々を支援するためには、活動費が必要なのも事実

ですが募金を集めて世界中の人々を支援するためには、活動費が必要なのも事実です。

活動費を使って世間に訴えることにより、より多くの募金を集めることができます。

事実日本からユニセフ本部に拠出される募金額は、毎年100億円を優に超え2016年度には144億円にも達しました。

この金額は世界でもトップクラスで、ユニセフの通常予算への拠出率も高いです。

日本から送られる募金によって、ユニセフの活動は支えられていると言っても過言ではありません。

また批判の的になりがちな活動費についても、近年は効率化を推し進め削減してきました。

2016年の活動費は募金額の18.7%に抑えることができて、事務運営費や人件費として使われているのはわずか2.6%です。

拠出割合を高めるために削減努力を続け、結果を出すことにも成功しました。

世界中で行われているユニセフの活動は人々の募金活動によって支えられており、今後も世界で困っている人々を助けるためには日本ユニセフの活動が重要です。

貧困や災害・紛争地域で困っている人々を助けるために募金したいと思うなら、怪しいデマは信用せず信頼のできる組織を選びましょう。

 

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