最終更新日 2024年11月1日 by arketcro
地域や人のために貢献したいと考えたときに手っ取り早いのが募金ですが、実際に行おうと考えたときにはどこにすれば良いのかで悩むのではないでしょうか。
街中で目にするものもありますが、そう頻繁に行われたいわけではありません。
コンビニエンスストアやスーパー、飲食店などのレジ横に設置されているケースも多いですが、どのような用途でお金が使用されることになるのかはっきり理解した上でお金を入れている人はそう多くはありません。
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募金の種類
募金と一口に言っても様々な種類があり、寄付者の意志が直接支援団体に届くようになっている、分野別に選べたり団体を選んで支援できる個人募金も近年では人気を高めています。
その他にもボランティアが各家庭を訪問して寄付をお願いするスタイルもあれば、企業のイメージの向上のために、社員の福祉に関する関心を高める社会貢献活動の一環として共同募金への寄付を提案するものもあります。
職域や学校、イベントだったり赤い羽根や自動販売機型など、数多くの選択肢がありますが、ただ単にお金を入れるというだけではなく用途を理解した上で自らの意思で選ぶことにより、地域や社会、恵まれない人々への助けにつながるのではないでしょうか。
職域では社会貢献担当部署や組合が中心になって呼びかけを行っている取り組みが多くなっており、諸外国では職域が寄付の主流となっているケースが多いです。
自動販売機型の募金が近年かなり多くなった
日本では自動販売機も多く設置されていることもあり、自動販売機型が近年かなり多くなりました。
清涼飲料水の自動販売機にボタンがついており、押すだけで10円か100円が寄附される仕組みです。
そう言った自動販売機は売上げ本数に応じ、数パーセントを協力していたりと身近なところで簡単に行えることが魅力となっています。
参考:寄付型自動販売機とは
赤い羽根や緑の羽
赤い羽根は小さな頃に目にした人も多いことから身近に感じがちですが、何に使用されているかわからないという人も多いのではないでしょうか。
赤い羽根は福祉や地域のために役立てられていて、近年では地域の高齢者や障害を持っている人のために使われています。
具体的なお金の使い方は自治体による違いもあるので、より詳しく理解した上で行いたい場合には内容をチェックするようにしておきましょう。
赤い羽根以外にも緑の羽根も存在しており、これは森林や緑化整備に使われています。
災害ごとに使い方を指定することが可能だったり、領収書を発行してもらうことによって寄付金控除も活用することが出来るのも特徴です。
ピンクリボン基金
リボン系の募金もたくさんありますが、その中でも知名度が高いのがピンクリボン基金ではないでしょうか。
これは乳がん検診の啓発、乳がん患者の支援を目的として使われており、通常の寄付以外にも寄付付きの啓発商品が販売されているのも特徴となっています。
国内を対象とした募金を選ぶ選択肢もある
海外の恵まれない子供や国に対して行うものという印象を持っている人も多いですが、海外だけではなく日本に住む障害者や高齢者のためのものだったり被災地に対して行うものも豊富にあるので、国内で困っている人の手助けに少しでもなりたいと考えているのであれば、国内を対象としたものを選ぶと良いのではないでしょうか。
一度のみで終わるのではなく定期的に続けて行えるものも近年では増えており、毎月寄付したい金額を自分で選ぶことが出来るので、一度の自己満足で終わることがないのも利点となっています。
インターネットを使って行う募金
わざわざ足を運んだり調べるとなればハードルが高くなりがちであり、支援したいと考えていてもなかなか一歩が踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのがインターネットを使って行う方法であり、手間なく好きなタイミングでいつでも行えるのが魅力となっています。
クレジットカード決済で簡単に行えるものもあれば、銀行振り込みと言うものもあるので内容をしっかりチェックした上で判断することが大切です。
中にはポイントを使えるものもあり、お金にあまり余裕がない人でもより気軽に行えるようになっています。
寄付した一定金額が所得から控除されるメリットもある
寄付することにより寄付した一定金額が所得から控除されるという点や、資金面から社会貢献ができて将来的に社会的リターンにつながるなどあらゆるメリットがあることは間違いありません。
国や地方公共団体、特定公益増進法人などに特定寄付金を支出した際には、寄付金控除として所得から一定金額の控除を受けることが可能な仕組みになっています。
要件は国や地方公共団体だったり公益社団法人、公益財団法人などに対する寄付金で、寄付を行った年の特定寄付金の額の合計額か総所得金額等の40パーセント相当額のうち、低い金額から2000円を差し引いた金額が寄付金の控除額となっています。
まとめ
募金に対して何に使われているのかわからないから行わないという人や、どこから行えば良いかわからないので一歩が踏み出せないという人は多いですが、自動販売機やコンビニ、インターネットなどあらゆる方法があり身近で簡単に出来ることという点は間違いありません。