最終更新日 2024年11月1日 by arketcro
◆現地で頼りになる日系の不動産
タイの最大貿易相手帰国は日本であり、数多くの日本企業が進出しています。
会社が進出していることは、多くの日本人が現地で仕事をしていることとイコールであるため、バンコクには日本人駐在員が多いのです。
タイでの駐在が決まると同時に、現地で生活を始めるための不動産物件探しも始まります。
会社が借り上げて提供してくれるところもあるとは言うものの、ほとんどのところが現地の不動産屋で賃貸物件を探さなければなりません。
慣れない土地で賃貸物件を探すことは大変なことで、地理にも精通していないことから、どこに住んだら便利なのか、どのような賃貸物件を選べば快適な暮らしができるのか、はじめてのことばかりでわからないことばかりでしょう。
そんな時に力になってくれるのが、現地に進出しているディアライフなどの日系の不動産会社です。
現地には日本人スタッフが常駐していて、新たに越してくる日本人の物件探しのお手伝いから新生活のサポートまで手厚く行っています。
現地の環境や地理、そして生活や制度まで精通しているので、タイがはじめての人でも安心して暮らしをスタートさせることが出来るのです。
バンコクでの賃貸物件に詳しい日系の不動産会社のスタッフが、物件探しのポイントを紹介します。
◆日本人が快適に住める物件が増えている
まず、日本の会社から派遣された社員がバンコクで駐在員として生活を始める場合、その生活の場所となるのは大抵が高級賃貸物件です。
この地域で駐在員をしている日本人やその家族は多いことから、すでに日本人向けの高級賃貸マンションはいくつもあります。
また、近年はマンションの建設ラッシュということもあって新しくて快適な賃貸マンションが増えているので、昔に比べるとかなり選択肢が増えたといえるのです。
日本人の駐在員とその家族が暮らす場所というのはだいたい限定されています。
代表的なのは、BTSアソーク駅周辺やスクンビット通り、そしてエカマイ駅周辺やプルンチット地区が代表的な日本人の居住エリアとなっています。
この地域に多くの日本人が住んでいる理由は、やはり高級賃貸物件が密集していること、デパートや高級スーパー、それに学校などのアクセスが良いので利便性が高いことがあります。
この地域には日本人向けの物件が集中しており、バンコク市内にある日系企業への通勤にも便利なので必然的に駐在員が住む場所というのは決まってくるのです。
郊外になってしまうと通勤や通学が不便になってしまうので、日本人が多く居住している地域で暮らすことが、生活の利便性を追求すると何よりも賢い選択と言えるのではないでしょうか。
最近では、日本人の駐在員の増加に伴って、日本人が快適に暮らすことが出来るよう設備の整った物件が増えてきています。
例えば、タイの高級住宅には網戸のない物件が以前はほとんどでしたが、日本人の居住区域には網戸のある物件が増えてきています。
タイはマラリアやデング熱など蚊を介して感染する病気が多いので、日本人の生活に置いては網戸が欠かせません。
物件を扱っている会社としても、日本人が快適に暮らすための工夫をしたり、新たな設備を整えたりと細やかな気配りが随所に見えます。
その他にも、以前はウォシュレット付きトイレのある物件は少なかったですが、最近ではウォシュレット付きトイレが設置されている高級賃貸物件がほとんどです。
さらに、日本人は収納にこだわりのある人が多いことから、しっかりと収納スペースが確保された物件が人気を集めています。
これなら滞在中に荷物が増えてしまっても、しっかりと収納することが出来るので安心です。
◆バンコク市内であれば利便性が高い
家族でバンコクに駐在する際に気になるのが子供の学校です。
通常、日本人向けの学校はスクールバスでの通学が便利です。
朝は自宅まで迎えに来てくれて、帰りは自宅まで送り届けてくれるので、わざわざ駅の近くに住む必要はありません。
ほとんどの日本人学校が、日本人の居住エリアに置かれているため、通学の心配は殆ど無いので安心して子供を学校に通わせることが出来るのです。
日本に比べると治安の面で心配があることから、子供の通学はスクールバスが一般的です。
また、タクシーを利用する場合であっても日本に比べて初乗り料金が安いことから、あまり料金を気にせずに利用することが出来るため、それほど心配することはありません。
郊外は別ですが、バンコク市内であれば利便性の高いサービスが充実しています。
市内は建設ラッシュということもあり、新しい物件が次々と登場しているので暮らしに困ることはありません。
新しい物件は人気が高いものの、築10年前後の物件であれば家賃も手頃でありながら、設備も十分に整っているので快適な暮らしが約束されています。
物件探しに際しては、日系の不動産会社の力を借りながら、自分の要望にあったものを見つけると良いでしょう。
不動産会社のスタッフは現地の生活や環境などに詳しいので、物件探しをする際にサポートを受けることが出来るのです。