注文住宅と建売住宅との違い

最終更新日 2024年11月1日 by arketcro

マイホームの購入を考えた時には建売住宅にするか、注文住宅を建てるかという選択で悩むことも多いでしょう。

注文住宅はいろいろと決めなければならないことも多く、既に出来上がっていて入居するだけの建売住宅と比較すると、完成から引き渡しまでの期間がとても長いのも気になるところです。

しかし注文住宅ならではの大きなメリットがありますので、実際に注文住宅を建てて良かったと感じている人は多いです。

それは自分たちの好みを住宅に反映できるという点です。

外観を和風にするか南欧調にするか、あるいはモダンデザインにするかなど、そこに住まう家族の好みを最大限取り入れた住宅を、自由な発想で一つ一つ決めることができます。

注文住宅の建設を経験した多くの人は、自分たちの家が少しずつ形作られていく過程が本当に楽しいと口をそろえて言うものです。

もちろんハウスメーカーとの打ち合わせも多くなり、決して簡単な作業というわけではありませんが、いろいろと悩みながらも夢の実現にむけて進んでいるという実感が持てるのは、注文住宅ならではです。

また一般的には建売住宅よりも、設備や仕様を選択する自由度が高いことも挙げられます。

建売住宅の場合は、設備のグレードが極端に高かったり低かったりすることは少なく、標準的で無難な仕上がりとなっています。

もちろん普通に暮らす分には何の問題もありませんが、注文住宅では「キッチンは最上級のものを導入して料理を楽しみたい」「内装はコストを削り簡素にしてDIYで自分で仕上げる」「建築と同時にホームセキュリティシステムを設置したい」など、メリハリをつけることが可能です。

強くこだわりのある部分は特にコストをかけ、逆に簡素で良い部分のコストを削り総建築費を節約するなど、存分に個性を活かした住宅づくりができます。

注文住宅は面倒で時間もかかるからと最初から敬遠する前に、そのメリットや楽しさにも目を向けて、理想の住宅を実現させてみませんか。

一生に一度の買い物とも言われますので、納得のいく家をつくりあげたいものです。

 

※参考HP:沖縄 住宅設計